vol.030

平成25年度第3四半期配合飼料価格改定

概説


・平成25年度第3・四半期(平成25年10〜12月期)配合飼料価格改定については、下記の情勢に より配合飼料価格は、
 
前期(7〜9月)と比べ、2,130円/d 値下げ となります。
 尚、改定幅につきましては地域別・用途別・畜種別及び原料使用割合などにより異なります。

飼料穀物情勢

  1. トウモロコシについて

    (1) シカゴ定期
    ・米国農務省が発表した9月の需給報告(2013/14年度)は、新穀の単収を8月報告より0.9bu多い155.3buとした。
    供給面では、生産量が80百万bu増加(138億43百万bu)し、輸入は5百万bu減少(25百万bu)した。
    需要面では、食品・種子・工業用・国内エタノール及び輸出とも前月と変わらない数字であったため、期末在庫は18億55百万bu、在庫率は14.64%(+0.15%)となった。
    他方、ブラジル産の生産増に伴い世界の期末在庫も増加することから軟調に推移すると予想される。9月中旬では470k/bu(9月限)程度で推移している。


    (2) C&Fプレミアム
    ・FOBプレミアムは、新穀の収穫により需給緩和が期待されているものの、農家の穀物保管能力が増加傾向にあることや中国向けの大豆の輸出を中心に米国ガルフの輸出キャパシティが埋まってきていること等から堅調に推移すると予想される。
    ・海上運賃は、北米の新穀が豊作となることから荷動きの活発化が期待されること、また冬場の石炭需要増が見込まれる等により、おおむね横ばいで推移すると予想される。
     9月中旬では46ドル/トン程度で推移している。


    (3) 外国為替
    ・米国FRBの量的緩和策の縮小をめぐる思惑が交錯する中、当面は方向感を欠いた展開が続く見込みであり、日米金融政策の方向性の違いや需給面での円高圧力が減退する等により円安ドル高基調と予想される。
    9月中旬では99円前後で推移している。

  1. 大豆粕について

    ・米国農務省が発表した9月の大豆需給報告は、単収を8月報告より1.4bu少なく41.2buとした。
    供給面では、生産量が1億6百万bu減少(31億49百万bu)し、輸入は前月と変わらない数字であった。
    需要面では、搾油用20百万bu減少(16億55百万bu)、輸出15百万bu減少(13億70百万bu)とし、需要全体で36百万bu減少となったため、期末在庫は1億50百万bu・在庫率4.78%(▼2.15%)となった。
    他方、南米産の生産量増加見通しにより世界の期末在庫は増加するものの堅調に推移すると予想される。
    9月中旬では、1,445k/bu(9月限)程度で推移している。
    以上の大豆国際相場の上昇と為替円安等の影響により、大豆粕市況は大幅な値上げとなっている。

  2. 糟糠類などについて

    ・脱脂米糠は、原料生米ぬかの発生・集荷が減少する懸念もあり、また飼料メーカーの配合割合変更による使用量増加から、需給タイトが予想され値上げが見込まれる。
    ・コーングルテンフィードは、現在の需給は最発生期であり、供給は比較的多いが、輸入物は高値であるため輸入量が減少しており、在庫としては余裕がないため値上げが見込まれる。
    ・コーングルテンミールは、輸入物が高値であることや割高感があることから使用量が減少しており値下げが見込まれる。


  3. 魚粉ついて

    ・ペルーの魚粉市況は軟調であるが、為替が円安であることや日本国内の荒粕発生が少なく、養魚用の需要があり、タイトな状況であることから値上げが見込まれる。




                                                                            以上

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担当者 桐林/kiribayashi@nikkeiren.jp